子どもたちが登園すると、保育者が笑顔で受け入れる、そんな何気ない場面ですが、
子どもたちの表情から安心できる場所、安心できる保育者ということが伝わってきます。
そして「今日は何してあそぼうかな」と子どもも保育者もワクワクしながら考えます。
「豊かな環境の中で、主体的な遊びを通して学ぶ子どもを育てる」という保育目標から、
子どもたちが遊びたくなる遊具や素材を用意し、
たくさんの遊具や素材の中から、自分で選んで楽しく遊べる環境を整えています。
また和太鼓、茶道、九谷焼絵付け、紙漉きなど石川県の伝統文化に触れる体験もとても大切にしています。
安心できる場所、安心できる保育者、そしてやりたくなる遊びの環境が整っていれば、
子どもたちが自分で遊びを広げ、育ちへとつながっていきます。
星稜泉野幼稚園はそれが実現できる園です。

そして園庭にはたくさんの木が植えられています。シンボルツリーとしてケヤキの木があり、
ハナミズキ、ヤマボウシ、ジューンベリー、椿、サルスベリ、八重桜など元気に遊ぶこどもたちを見守ってくれています。
畑には、大根、人参、さつまいもなど季節によって栽培され、収穫を楽しんでいます。
四季折々咲く花のそばには、むしむしガーデンがありアリやチョウチョ、セミ、テントウムシ、カタツムリ、カマキリなどが現れ、
子どもたちは目をキラキラさせて観察しています。
春には花びらを使った色水あそび、夏には裸足で泥あそび、
秋には落ち葉拾いや収穫した野菜でのピザ作り、
冬には雪あそびなどが存分に楽しめます。
自然豊かな園庭は、とても魅力的です。

子どもたち一人ひとりの思いをしっかりと受け止め、幼稚園が大好きになるように、
子どもも保育者もワクワクする気持ちを大切に、ともに育っていきたいと思います。